僕らはあの空の下で

あの人形は・・・一体なんのために作ったんだろう??
という唐突さで会場に飾ってあったんだけど、売るの?あれ・・・
ユータがブログで人形持ってる・・・あっちがコウキだったのか(笑)

舞台挨拶登壇者はユータと細貝くんと監督。
まずは、「圭ちゃんがどっかんとくるようなギャグをやります」
という裏番のお言葉から「ゆーたああああ??」←悲鳴
ほんっと、このふたりのやりとりがおかしくて・・・
すっかり初見だと思っていた細貝くんはどうもタクミくんの舞台挨拶で見ていたらしく、
・・・そのときもなんかテンション高かったじゃん、と言われ・・・ハテ???
あ、あたし記憶障害??メモ、メモを〜
このふたりのおもしろ可笑しい話で進む。
寒いのに夏でアイスを食べるシーンがあって、ソーダアイスなんだけど、いつまでもほっぺにつ

いたまま解けないで・・・寒すぎて顔が麻痺しててアイスがくっついたままなのに気がつかなく

て、アイスついたまま画面に映ってる(笑)
アイスも離れたくなかったのかもね〜・・・だって、おもしろい。
あと、現場はお弁当の種類がすごく豊富で、お味噌汁も5種類くらいあって・・・
五種類??と、MCの方も思わずツッコム。赤とー白とー玄米とーと味噌の種類をあげていくユー

タ。
でも、だいたいユータの選ぶお弁当は人気がないんですよ、と笑う細貝くんに、
「えええ???」と、驚く。なにを選ぶんですか?おそばとおすしのセットみたいなやつ。
おそばが食べたかったんです・・・と。
うん、出身というのもあるだろうけど、その痩身はあまりカロリー高そうなもの食べてなさそう

だよね。
コウキという役は自分とは真逆で、いろいろ考えて演じたそう。でもヘン顔もたくさんできて、

楽しかった、と。
・・・確かに、今まで見た役の中では、一番ハイテンションで表情豊かで明るい役だったかなー
と、思った。こんなにイロイロな表情ができるんだなーって、びっくりしたし楽しかった。


映画の感想・・・
もう・・・すっごい号泣してしまった。でかいタオルもっていってよかったよ。
高校生で進路に悩みつつもマンガが大好きで投稿をしているコウキと、海外在住で海外から投稿

するくらいマンガが好きなオサム。ふたりはいつも同じマンガ大賞の残念賞で、名前だけは知っ

ていて、それがオサムが母親の病気の手術で日本へやってきて、そのときに転校してきた学校で

ふたりが出会う。そこでぶつかりあいながらもふたりは、恋に落ちる・・・でなく(笑)
なんとか入賞を果たそうとマンガを合作して投稿しようとする・・・
ま、限りなくこう、ニオイ系な感じなんだけど(笑)今回はBL臭さまったくナシだと思ったんが、

まあまあ・・・
で、あたしは結構初めて昔を懐かしむということをして、涙を流したのだった。
自分も高校生のときマンガを描いていて、本当に絵をかくことが大好きで、中学校高校とがむし

ゃらに描いてたなーって。
うまくはないんだけど、ただ描くことが楽しくて、あのときが一番情熱があったな。
そしたら、すごく懐かしくて泣けてた。あのときに戻りたいなあってそうゆうこと思わないよう

にしてたんだけど・・・ああ、あのときに戻って、またマンガ描きたいなあって。
いまも、描いてはいるけどあれくらい一生懸命だったかというと、やっぱりこなれてきちゃって

るよな。
劇中で、
「俺達まだ自分のことを自分で決めることもできない」
ってセリフ・・・好きなことやりたいことがあるのに、自分で決めて進むことができないもどか

しさ。でも、何てうらやましい。今の、自分で何もかも決めなければならないし、進んでいくこ

との心細さを思うと・・・
がんばろうって、思った。
自分が何者になれるかってもうわかりきってしまっているけれども、でも少なくとも、自分の好

きなことをやっていけたらいいな。
いい映画でした。
ところで、サトちゃんがびっくりするぐらい出演が一瞬の件(笑)